法人のクライアントを中心に、「スタートアップ」「成長」「成熟」の各ステージで
発生する課題を解決する 企業法務コンサルティング を専門としています。
「登記はできてしまいます」
インターネットで検索すると、議事録はもちろん、登記申請書までほとんどの情報が入手できるようになりました。
ちょっと調べれば登記は簡単にできます。
できてしまいます。
それが役員や商号の変更ならば問題ありませんが、できてしまうと厄介な登記もあります。
ストック・オプションの行使条件の登記事項が誤って登記されていたために、行使するときに苦労したり。
税制適格だと思っていたのに、そうではなかったり。
欠損填補のために減資したのに、目的が達成されなかったり。
登記はできたのに目的が達成できないなんてことが、なぜ起こるのでしょうか?
それは、登記官は法律上の形式面をみていて、中身はみていないからです。
「行使条件がおかしいんじゃないですか?」
「これだと減資しても意味がないんじゃないですかね?」とは言ってくれないのです。
法務局で登記ができたから内容も問題ないかというと、そうではないのです。
法務局が登記簿に記載したからといって、内容のお墨付きを得たわけではありません。
「できてしまう」という怖さを知っていただきたいと思います。
セオドア・レビットの言葉 ”レビットのねじの穴”
「購入者は4分の1インチのドリルが欲しかったのではない。彼らが欲しかったのは4分の1の穴である」
当事務所は
ドリル(登記手続き)を売るのではなく、穴を開けます。
NEWS新着情報
- 2016年4月1日
- 司法書士のパートナーを迎え、事務所を銀座三丁目に移転しました。
- 事務所名を「司法書士事務所Rain」としました。
- 2013年4月1日
- 事務所を千代田区神田から中央区銀座二丁目に移転しました。